本・オーディオブックのやめ方

電子書籍やオーディオブックの読み放題・聴き放題サービスの解約方法をまとめています。 借りていた本が解約後にどうなるか、買った本は残るか、コインが失効しないかを確認できます。

これは「良し悪し」の比較ではありません

出口の条件がどう違うかを並べたものです。★は公式に記載された事実の合計で、 運営の評価ではありません。並び順は名前順に固定しています。

出口の条件をくらべる

サービス 解約難易度 解約後いつまで使える データはどうなる 課金の止まり方 再加入
Audible 8/22 確認 簡単 問題なし: 聴き放題プランは前回の請求日から1か月後まで。コインが特典のプランは手続き完了時点で終了 条件つき・要確認: 単品購入したタイトルは残る。聴き放題で追加したタイトルは「利用不可」になる 問題なし: 退会申し込みを完了すると、次回の請求は発生しない 問題なし: 再入会できる。スタンダードプランで選んだ本には、再入会で再びアクセスできる
BOOK☆WALKER 8/26 確認 簡単 問題なし: 月の途中で解約しても、有効期間中は読める 条件つき・要確認: 再加入しても、解約前のバックナンバーは読めない 問題なし: 有効期間が終わる24時間前までに解約すれば、翌月分は課金されない 条件つき・要確認: 入り直せる。ただしバックナンバーは戻らない
Kindle Unlimited 8/22 確認 簡単 問題なし: 次回請求日まで会員として読める。日割りの返金はない 失われる・できない: 借りていたタイトルが、アカウント・端末・アプリケーションから削除される 問題なし: 更新日の前に解約すれば、その更新日以降の会費は請求されない 問題なし: 再加入できる。ただし Amazon は会員登録を承認・拒絶する裁量を留保している
コミックシーモア 8/26 確認 簡単 失われる・できない: 読み放題は、解約した時点で読めなくなる 条件つき・要確認: 解約なら買った作品は残る。退会するとすべて読めなくなる 問題なし: 次回課金日の前に解約すれば、次の請求は発生しない 条件つき・要確認: 再入会できる。ただし退会前のポイントと購入履歴は戻らない
少年ジャンプ+の定期購読 8/26 確認 簡単 問題なし: 解約した月の末日までが契約期間 問題なし: 定期購読で買った雑誌は、解約後も無期限で読める 問題なし: 次回以降の自動更新が止まる 問題なし: 入り直せる

各項目の根拠(公式ページへのリンクと確認日)は、それぞれのサービスのページにあります。

このカテゴリで、とくに気をつけること

「借りた本」は消える。「買った本」が残るかどうかは、サービスによって違う

ここが、横断で見て初めて分かるところです。

共通しているのは、読み放題・聴き放題で手元に置いた本は、解約すると使えなくなることです。 端末にダウンロードしてあっても関係ありません。

違うのは、そこから先です。

Kindle Unlimited には「買う」という区分がありません。 利用規約は「会員登録をキャンセルすると、お客様が本プログラムから選択されたタイトルは お客様のアカウント、端末およびアプリケーションから削除されます」としています。 借りたものが全部消えて、あとには何も残りません。

Audible は違います。 単品購入したタイトルは、会員・非会員にかかわらず退会後も聴けます。 消えるのは聴き放題で追加した分だけで、こちらは「利用不可」と表示されます。

同じ Amazon の本のサービスでも、解約したあとに手元に残るものが違います。

コミックシーモアは、さらにもう一段あります。 解約なら「購入済みや無料の作品はお読みいただけます」。 ところが退会まで進むと、こう変わります。

「購入した作品がすべて読めなくなります」

利用規約 第5条4にも「退会と同時に、退会前に購入したコンテンツの ダウンロードも含め、一切の会員専用サービスを利用できなくなります」とあります。

買ったはずの本が、アカウントを消すだけで読めなくなる。 課金を止めたいだけなら、解約で止めてください。

サービス解約したとき退会(アカウント削除)したとき
Kindle Unlimited 借りた本が端末からも消える。買う区分が無い
Audible 聴き放題の分だけ「利用不可」になる。買った本は残る コインが失効する
コミックシーモア 買った作品は読める 買った作品がすべて読めなくなる
解約した瞬間に読めなくなるサービスがある

「期限まで読めるはず」は、いつも成り立ちません。

コミックシーモアの読み放題は、公式ヘルプがこう書いています。

解約以降は読み放題のコミックが読めなくなります

しかも同じページに、こうもあります。

「次回課金日までの間に解約された場合でも、『読み放題1ヶ月分』の料金が発生します」 「月途中で解約した場合、日割りになりません」

1か月分を払ったうえで、残りを使い切れません。

Kindle Unlimited と Audible は逆で、支払い済みの期間は終わりまで使えます。 同じ「本の読み放題」でも、正しい行動が正反対になります。

読みかけがあるなら、読み終えてから解約してください。

解約する場所が1つとは限らない

コミックシーモアは、特定商取引法に基づく表示で 3つの別々の解約ページを案内しています。

読み放題、月額メニュー、新刊自動購入です。

読み放題のヘルプには、はっきりこう書かれています。

コミックシーモアの解約ページからは解約できません

さらに月額メニューは複数の種類を同時に登録できます。

1つ解約して「終わった」と思うと、請求が続きます。 やめたあと、契約の一覧が空になっているかを必ず見てください。

消えるものは、退避できない

写真やファイルなら、解約の前に手元へコピーしておけます。 読み放題の本にはそれができません。

本そのものを持ち出す手段が用意されていないため、 できるのは書名を控えておくことだけです。 それさえあれば、あとから買い直すか、別のサービスで探せます。

解約したあとに「何を借りていたか」を確認する手段はありません。 一覧ごと消えるからです。

なお Audible の利用規約は、単品購入したタイトルについても 「購入後速やかにダウンロードするよう奨励します」 「一定以上の時間を過ぎると、再ダウンロードができなくなる場合があります」としています。 買ったものであっても、端末に落としておくほうが確実です。

コインやポイントは、解約と同時に失効する

月ごとに配られる「コイン」を持っている場合は、解約の前に使い切ってください。

Audible の利用規約は 「Audibleコインは、会員登録の解約または期間終了時に直ちに失効します」と定めています。 譲渡も換金もできません。

残り日数を気にして早めに解約すると、コインのぶんだけ損をします。 コインを使ってから解約する、が正しい順番です。

「一時停止」「休会」は、解約ではない

どちらのサービスにも、解約の手前に「止める」という選択肢があります。

Kindle Unlimited は月額プランを1か月だけ一時停止できます。 Audible のプレミアムプランは12か月に一度、最大90日まで休会できます。

ただしどちらも、期間が終われば自動的に再開します。 やめるつもりで一時停止や休会を選ぶと、忘れたころに請求が戻ってきます。

Audible では、休会の入り口が「退会手続きへ」のリンクの先にあります。 退会するつもりで進んで休会を選んでしまう形になっているので、 最後に「退会手続きが完了しました」と表示されたかを必ず確かめてください。

どこで登録したかで、解約する場所が変わる

どちらのサービスも、Google Play の請求で登録している場合は Amazon や Audible の画面から解約できません。

Audible はさらに App Store 経由もあります。 しかも iOS の Audible アプリには、退会の項目そのものがありません。 アプリの中をいくら探しても見つからない、という状態になります。

Audible の場合は、アカウントサービスの「会員タイプ」の表示で見分けられます。 「(プラン名)- Apple」「(プラン名)- Google Play」と出ていれば、 そのストア側での手続きになります。

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