クレジットカードのやめ方
JCBカードとセゾンカードの解約方法をまとめています。 年会費がいつまでに解約すればかからないか、ポイントがどうなるか、 解約後も請求が続く仕組みを先に確認できます。
これは「良し悪し」の比較ではありません
出口の条件がどう違うかを並べたものです。★は公式に記載された事実の合計で、 運営の評価ではありません。並び順は名前順に固定しています。
出口の条件をくらべる
| サービス | 解約難易度 | 解約後いつまで使える | データはどうなる | 課金の止まり方 | 再加入 |
|---|---|---|---|---|---|
| JCBカード 8/26 確認 | やや面倒 | 条件つき・要確認: 退会しても、支払い方法を変えていない請求は続く | 問題なし: 退会後も、利用代金明細を確認できる | 条件つき・要確認: 有効期限月の月末までに退会すれば、次回の年会費はかからない | 条件つき・要確認: 再入会の条件は、公式の記載を確認できていない |
| セゾンカード 8/26 確認 | やや面倒 | 条件つき・要確認: 解約後も、継続的な支払いと利用残高は請求が続く | 条件つき・要確認: Netアンサーは解約直後から使えない。明細は解約前に確認する | 条件つき・要確認: 解約する時期によって、年会費が請求されることがある | 条件つき・要確認: 再入会の条件は、公式の記載を確認できていない |
| 三井住友カード 8/26 確認 | やや面倒 | 条件つき・要確認: 解約後にカードや明細をいつまで見られるかは、記載を確認できていない | 条件つき・要確認: 明細をいつまで見られるかは、公式の記載を確認できていない | 条件つき・要確認: 年会費の締切は、支払い日が10日か26日かで変わる | 条件つき・要確認: 再入会の条件は、公式の記載を確認できていない |
各項目の根拠(公式ページへのリンクと確認日)は、それぞれのサービスのページにあります。
このカテゴリで、とくに気をつけること
カードをやめても、引き落としは止まらない
ここがいちばん多い誤解です。
JCB は、退会後も請求が発生する理由の1つ目としてこう書いています。
「毎月発生する料金の支払いに、退会したカードを設定されている場合、 変更手続きが完了するまで請求が続きます。 各ご利用先へ問い合わせのうえ、支払い方法を変更してください。 なお、支払い方法を変更する前のご利用分は、 退会したカードの利用として請求される場合があります」
セゾンも同じです。
「公共料金などの継続的なお支払いがある場合、各サービス会社へお支払方法の変更の お手続きが必要です。解約後にお支払いが発生した分については、 引き続きご請求させていただきます」
カードは「支払いの入口」であって、契約そのものではありません。 先に支払い先を変えてから、カードを解約してください。
ポイントの扱いが、会社によって正反対
同じクレジットカードでも、ここが大きく違います。
| カード | 解約したときのポイント |
|---|---|
| セゾンカード | 失効する。「カードを解約すると永久不滅ポイントは失効となります。解約後のポイント交換も受付できかねます」 |
| JCBカード | 公式の記載を確認できていない。 有効期限(一般で獲得月から2年)の記載はあるが、退会時の扱いは書かれていない |
| 三井住友カード | ID連携しているかで変わる。「【ID連携をしていない場合】カードを退会(解約)すると貯まっていたポイントは失効となります。」ID連携をしていれば、退会後も「引き続きVポイントサイト(旧名称:Tサイト)などでご利用いただけます」 |
セゾンには例外があります。「同じご名義でクレディセゾン発行の永久不滅ポイント対象カードを 複数ご契約の場合は、ポイントは合算され失効しません」。 1枚しか持っていないなら、使い切ってから解約してください。 三井住友カードは、Vポイントの ID連携をしているかどうかを先に確かめてください。
明細を、あとから見られるカードと見られないカードがある
確定申告や経費の記録で明細が要る人には、決定的な違いです。
| カード | 解約後の明細 |
|---|---|
| JCBカード | 見られる。「退会後もご利用代金明細は、会員専用WEBサービス『MyJCB』または書面で確認できます」 |
| セゾンカード | 見られない。「<Netアンサー/セゾンPortal>解約直後から、ご利用いただけなくなります。明細の確認やダウンロードは、解約前にご利用ください」 |
セゾンをやめるなら、必要な明細は解約の前に手もとへ落としてください。あとからは取れません。
年会費の締切は「有効期限月の月末」のことがある
月末や年度末ではありません。自分のカードに書かれている有効期限が基準になります。
JCB は、こう書いています。
「カード有効期限月の月末までに退会された場合は、次回の年会費はかかりません。」
例として、有効期限が2024年3月のカードなら年会費の適用期間は「毎年4月~翌年3月末」で、 3月末までの退会で次回年会費がかからないと示されています。
セゾンは基準の書き方が違い、 「年会費はご入会月の翌々月4日に請求いたします」 「解約時期によって年会費が請求されることがあります」としています。
JCB もセゾンも、請求されてからでは戻りません。 JCB は「カード年会費の請求後に解約をしても、請求の取り消しはできません。 また、年会費お支払い後の返金も行っておりません」。 セゾンは「既にお支払い済みの年会費は返金できません」。
支払いが残っていても解約できる。ただし口座は残す
「全部払い終わってからでないと解約できない」と思われがちですが、違います。
JCB は、こう書いています。
「ご利用残高がある状態で退会されても問題ありません。 お支払いは、ご登録の口座から自動振替します。 お支払い完了までは、お支払い口座を解約されないようご注意ください。」
カードをやめる流れで銀行口座も整理すると、引き落としができなくなります。 口座はいちばん最後です。
家族カードとETCカードの扱いが違う
本体のカードを解約したとき、付いているカードがどうなるかは会社によって違います。
セゾンは自動で消えます。
「以下の付帯サービスのご契約がある場合は、自動解約となり、ご利用できなくなります。 <付帯カード> 家族カード(追加カード) ETCカード」
Apple Pay / Google Pay、iD、SAISON MILE CLUB、旅行傷害保険なども挙げられています。
JCB は、家族カードもETCカードもそれぞれ別の案内があります。 とくに ETCスルーカードには独自の締切と、新しい年会費があります。
「ETCスルーカードは年会費の見直しに伴い、2026年11月からカード券種や ご利用状況によって550円(税込)の年会費がかかります。 有効期限月の月末までに退会している場合は、翌年度の年会費はかかりません」
これまで無料だったから、と放置していると年会費が発生します。
Web で解約できないカードがある
JCB とセゾンには、Web の画面から解約できないカードがあります。
JCB は、カードのグレードで分かれます。 「JCBザ・クラス / プラチナ/法人カード」は 「電話で退会手続きをご案内します」とされ、 カード裏面の発行会社へ本人から連絡することになります。
セゾンは、提携先で分かれます。 「以下のカードは、Netアンサー/セゾンPortalアプリでのカード解約手続きはできません。 金融機関提携カード」として、みずほマイレージクラブカード、京信セゾンカード、 西武信用金庫セゾンカード、福銀セゾンカード、F-Oneセゾンカードなどが挙げられています。
自分のカードがどれに当たるかを、先に確かめてください。
解約できたかの確認方法も、それぞれ違う
JCB は、確認できる場所が限られています。
「ブラウザ版MyJCBでのみ確認ができます。 MyJCBにログイン。解約が完了している場合は、 ログイン後の画面上部に『退会手続き済』である旨が記載されます」
アプリからは「TOP画面の最下部にある『ブラウザ版MyJCB』」経由でアクセスします。
セゾンは Netアンサーが解約直後に使えなくなるため、 その画面で確認するという方法がとれません。 解約の完了画面を、その場で保存しておいてください。